留学中事件簿

今日は留学中の一番大きな試練について書きたいと思います

留学DAY11でも少し触れたのですが、私は三週間の留学中に一度ホストファミリーチェンジをしました

私がお世話になった一軒目のお家はおじいちゃん、おばあちゃん、娘さん家族が住んでいて、二階の二人部屋が留学生用の部屋でした
食事は一階のダイニングで食べるのですが、ホストファミリーとは食事の内容や時間が違い、一度も一緒に食べることはできませんでした

実は、ロンドンのホストファミリーは家庭の収入として留学生を受け入れているケースも少なくなく、日本人が思い描いているような「ホストファミリーにスーパーに連れてってもらった!」とか「ホストファミリーと土日どっか遊びに行く!」というようなことは私の友達から聞いたぶんにはありません
もちろん、他のトビタテ生によるとこれは留学先によって異なり、アメリカやオーストラリア、イギリス内でもケンブリッジとかではまた違った感じのホームステイだと思います

ホストファミリーとのつながりがあまりなかったからこそ、ルームメイトとコミュニケーションをとることは多く、一週間目でいろいろと慣れていなかった私はルームメイトの存在にたくさん支えられました

しかし、ルームメイトはその週が最終週で、日曜日に帰国してしまいました
私はその日外出をしていて、家に帰るのが19時過ぎになり、戻ったときには新しい子がいるんだろうなとワクワクして帰りました
ですが、部屋に入ると、だれもいなく、私の荷物しかありませんでした
ホストファミリーに聞くと、今週は私一人だと告げられました
その夜は本当に寂しかったです

次の日、学校に行き、アコモデーションのスタッフに相談し、ホストファミリーチェンジが決定しました
ずっとネガティブにならないよう、泣かないよう気を張っていたからか、優しい笑顔の対応にはホッとして思わず涙がこぼれました
授業が終わってから、家に帰り、パッキングをして、スタッフが手配してくださったタクシーで次のホームステイ先へ行きました

二軒目のホストファミリーはおばあちゃんが一人で暮らしており、毎日お孫さんが、日曜日には家族全員が集まるお家でした
すごく温かく優しい人で、着いて早速「私はあなたのお母さんではないけど、ここをあなたの家にしたいし、あなたをちゃんと守りたい」と言ってくれました
夕飯はたとえ先に食べ終わっていても、必ず一緒に席について話し相手になってくれました
咳をしたら飴をくださり、紅茶やフルーツ、クッキーなどもあるものは何でも食べていいからねと言ってくださりました
ルームメイトとホストマザーとごはんを食べる時間は一番リラックスできて、幸せでした
留学中事件簿



一人で過ごした夜、スタッフに相談すべきか、すごく考えました
このまま二週間過ごせないわけではないし、実際変えても次の家がいいかはわからない
でも、さみしい思いを我慢して残り二週間を過ごすのはもったいないと思い、勇気を出して相談しました
あのときの決断がなければ、ホストマザーとの出会いもなかったと考えると、ほんとによかったと思います
私の場合、ホストファミリーチェンジを家族に伝えたのが、二軒目に着いてからでした
心配させたくないという思いとともに、この留学を通して少しでも自分の足で立てるようになりたいと思っていたからです
それに、連絡してしまうと甘えたくなったり、帰りたくなったりしてしまうとも思いました
結果、この経験は私を大きく成長させてくれたと思います

私はこの経験を通して、幸せは諦めてはだめなことを学びました
自分の幸せは自分で行動しないと得られなく、諦めてしまえばそこまでです
怖くても勇気を出して行動すれば、どんな結果になろうとも後悔はしないことに気づけ、これから生きていくうえでの学びとなりました

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